悪玉コレステロールを下げる方法、それはいままでの逆の生活習慣?

遺伝的な素因を除くと、脂質異常症の原因の大半は、食べ過ぎ、高脂肪食、運動不足などの生活習慣や、その結果としての肥満です。
したがって、悪玉コレステロールを下げる方法は、その逆を行けばよいということになります。
悪玉コレステロールを下げる方法として、まず食事に関しては、基本はコレステロールを多く含む食品を控えたり、砂糖や果物の糖質を減らしたり、アルコール摂取を抑えたりなどです。
禁断症状が出るほど我慢する必要はありませんが、それでもできるだけ低く抑える努力は必要です。

まずは食べ過ぎを控える

食べ過ぎが良くないのは、言うまでもありません。
そう思い当たる場合は、まずそこから注意しましょう。
あれこれ言うまえに「総量規制」です。

 

よく、「肉は控えるべき?」という声もありますが、肉類は食べてOKです。
ただ、肉類の飽和脂肪酸1に対し、植物性脂肪や魚の脂の不飽和脂肪酸を1.5?2の割合で摂るのがオススメです。
ビタミン、ミネラル、食物繊維の摂取も、悪玉コレステロールを下げる方法の一環となります。

いうまでもなくバランスは大切

また、食事は栄養バランスを整えることも、悪玉コレステロールを下げる方法の要となります。
バランス良くとは、炭水化物、タンパク質、脂肪の3大栄養素をまんべんなくということです。
〇〇ダイエットなどで、特定の食品ばかりを集中的に摂るのは、コレステロールのバランスに悪影響を及ぼしかねないので、当面はパスした方が身のためです。

是非取り入れたい運度の習慣

さらには運動も、悪玉コレステロールを下げる方法として効果的です。
摂り過ぎたエネルギーを消費し、脂肪やコレステロールの余分な蓄積を防ぐメリットがあります。
運動でも、効果が高いとされるのが有酸素運動です。
基本は、息を吸ったり吐いたりして、酸素をたくさん取り入れながら、長時間つづけることです。ウォーキングや水泳が代表的です。

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